猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

BD-1用チェーンリング&クランク、到着

バースデープレゼントとして、BD-1(PEUGEOT Pacific-18) 用のフロントチェーンリング+クランクのセットをいただきました。

 

黒と銀の2色で固めている私のPacific-18ですが、新規パーツ部分は軒並み「黒」ですねぇ。今度届く予定のブレーキレバーも黒ですし。

今回いただいた品は、これでした。

 

 

 

スマートウォッチを考える (2)

Apple Watch を自転車で利用する場合ですが、主な使い方としては「ライド中にサイクリングのワークアウトを起動しておく」ことかと思います。こうすることでGPSによるマッピングも行われ、ライド中の心拍数や走行距離、アップダウン等などが記録されます。記録された内容はiPhoneのアプリ上から参照可能ですが、データリンクは自動で勝手に行われるため、自分で操作するのはApple Watchの「ワークアウト開始」と「終了」の操作だけです。

 

Vicoactive J HR で記録可能な内容もほぼ、これと同じレベルです。Garminアプリの作りこみが甘い部分があるので、使い勝手的にはApple Watch の方が優れているとも言えます。恐らく、100名に両者を比較させた場合、9割以上が「Apple Watchの方が使いやすい」と判断するレベルかと思います。

 

Garmin Connect™

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なので、非常に端的に言い切ってしまうと、「トラッカー選びで失敗したくないなら Apple Watch を選ぶのが正解」で良いと思います。


ではApple Watch の何が気に入らないのかと言えば、最大の欠点は「バッテリーが持たない」ことです。Vivoactive J HR は少なくとも、GPSトラッカーをオンにしたまま12時間以上は動作が可能ですが、Apple Watch でワークアウトを有効にしたままライドを続けると、6時間前後でバッテリーが切れます。
ワークアウトを使わない状態(ただ腕にはめているだけ)でも、バッテリーは頑張っても48時間が限度。残容量が10%を切ると、低消費電力モードへの切替を推奨され、そうなると時間を確認する以外の使い方ができなくなります。

 

Vivoactive J HR は(GPSトラッカーを1日に1時間前後使う頻度で)5日間は優に充電なしで動作します。入浴中に充電器に繋ぐ使い方をしておけばほぼ、寝る時もつけっぱなしでバッテリーを気にしなくてよい生活が可能です。この辺り、トラッカーとしてのApple Watch は弱いと言わざるを得ません。

もっとも、Apple Watch の充電速度は意外に高速なので、入浴のたびに充電する癖をつけておくと、寝ている間も含めてつけっぱなしにしてもそれなりに持ちます。今のApple Watch は睡眠時トラッカーとしては(公式には)使えませんので、寝ているときは素直に充電しておくべきでしょうが。
 

スマートウォッチを考える (1)

ARAYA CXG に乗り始めた頃に不満だったのは、「走った記録を気軽に残せない」という問題でした。

 

最初はスマートフォンのアプリを使っていましたが、調子のよいときはともかく、アプリなので異常終了もするし、たまにGPS見失って記録が止まるし、あまりいい思い出がありません。

なので以前のエントリにも書いていたように、Garminのスマートウォッチ「Vivo active J HR」を購入したのでした。

 

 

商品説明では「アクティブトラッカー」とある通り、この時計は基本的に「日々の行動を網羅的に記録する」のが目的となっています。なので運動や移動の記録だけでなく、睡眠の記録も取得してくれて、眠りが浅いようであればアドバイスをくれたりもします。自転車乗りとしても、GPSによる走路記録とアップダウンの高低差記録、心拍数記録と必要な情報は一通り押さえてくれるので頼もしい限りでした。

 

ですが使っていくうちに別の不満が出ます。その最たるものは、「どうしようもなくダサい外見」でした。自転車のライド中だけ使うとかならまだしも、トラッカーですので基本、充電時以外はつけっぱなしになります。私服ならともかく、スーツだとやはり厳しいと思う機会も増えてきました。

対策としてバンドを変えてみたりしましたが、どうも今一つ。

うーん、どうするか。

 

というところで東京への長期出張になって、モバイルSuicaをガシガシと使う機会が増えて、思い切ってApple Watchに手を出してみました。

 

 

購入したのはSeries3 で、GPSモデル。その方が少し安いからというのもありましたが、近いうちに格安SIMに乗り換えを決めていたので、今更キャリアに縛られるセルラーモデルは選択肢から外れていました。(セルラーモデルはWatch単体でネットにつながる利点はあるのですが、そのためには3キャリアのいずれかと契約が必要であり、格安SIM契約ではGPSモデルと変わらない機能になってしまうのです)

 

購入後、1か月ほどは右手にApple Watch、左手にvivoactive の二刀流で過ごしました。Apple Watchのトラッカーの精度がわからなかったので、同じ自転車に乗る場合でも両方のトラッカーを起動して、記録内容を見比べたりしていたのです(馬鹿ですねぇ)

結果、Apple Watchのトラッカーの精度は決して、Garminに劣っていないと分かりました。同じGarminでももっと上級向けのモデルであれば差が出たかもしれませんが、普及価格帯のトラッカーである J HR ではさほど、気になる差にはならなかったのです。

 

ということでその後、私のトラッカーはApple Watch に集約されました。vivoactive は机にしまって、Apple Watch は左手に装着。基本的にiPhoneを持ち歩かないことはあり得ないので、GPSモデルであっても何の不満もなく過ごせています(GPSモデルでも、BluetoothiPhoneに接続できる状態なら、電話の受け答えやネット接続も問題ありません)

 

ではApple Watch は何の問題もない大正義のスマートウォッチ(兼アクティブトラッカー)なのかといえば、さにあらず。

その辺りは次のエントリで。

 

 

 

自転車メンテ猫

PEUGEOT Pacific-18 の仕上り具合に対してだれよりも厳しいのは、うちのリン蔵ですね。

 

だいたい、弄り終えたあたりでこっそりやってきて、私の仕事結果をつぶさに評価し始めます。

 

うん、今回の仕事は「合格」いただけたようです。何より。

BD-1のフロント用ブレーキワイヤはフロントフォークの中を通す!?

え、そうなの? という素直な感想。

 

BD-1 (PEUGEOT Pacific-18) で走っていると、フロント周りでチャラチャラ煩くて、何かと思えばブレーキ用のアウターケーブルがこんな感じで固定されているのが原因でした。

 

これは何とかしたい(ぶらぶらしない固定方法を考えたい)と思って何となく調べていたら、この型式のBD-1はフロントフォーク内にブレーキワイヤをアウターごと通すのが正解らしいと知って二度びっくり。

 

 

Mitchie M さんのブログ記事より。

なるほどね、こうすれば音鳴りのする変な金具を使う必要はありませんから、スマートですね。

 

・・・しかし私のPEUGEOT Pacific-18にはフロントフォークの中を通せるような口は開いてないぞ? と疑問に思ってもう少しあれこれ調べてみると、本家BD-1でもフロントフォーク内にワイヤを通すことで引きづらくなる(当たり前ですね)事象があるようで、わざわざ外に出して配線し直すオーナーさんもいらっしゃるようです。

うーん、悩ましいですね。

 

ということで代替案。煩いなら、煩くないようにすればよいのです。

 

100均で手に入る、ケーブル結束用のファスナーを使います。こんな感じで。

 

これで煩さが解消したかどうか、次のライドで要確認です。

ゆっくりポタリング

昨日の荒天とは打って変わって、今日は良い天気でした。気温は少し上がりましたが、風はまだ涼しく、ポタリングンは最適な気候です。

 

このところ、リストア中のBD-1 (PEUGEOT Pasific) にかかりっきりでさっぱり乗れていなかったので、今日は久々にBromptonを引っ張り出しました。

 

・・・走らない。こんなにも走らないマシンだったか・・・

 

 

 

とまぁ、バリバリ伝説でグンがGUN BOY Spを使えなくなって旧型に戻った時に漏らしたセリフを思わずなぞってしまうくらい、Bromptonは走らないです。というかのんびりしてます。もちろん、走りを追求してカスタムする手はいくつもありますが、私はこの「遅さ」「のんびりさ加減」がBromptonの味だと思っているので、抜本改善は考えていません。

 

この優雅で余裕のあるスタイル。これを維持して楽しむのが、私にとってのBromptonです。

 

畳めばこれ、このとおり。私は流石に慣れていますので、変形にかかる時間は10秒前後です。

 

風を受けて悠々とポタリング。昨日、BD-1で走ったのとほぼ同じコースですが、走るペースは2/3程度というところ。同じ力加減でも、BromptonBD-1の2/3程度しか進まない、と感じています。でも世の中にはBromptonで日に100km超の遠距離ライドを軽々とこなすオーナーさんもいらっしゃるわけで、世の中は広いです。

 

目的地にて、SEATY LOCKで地球ロックを実施。サドルがない状態での駐車に、通りすがる人が「おっ!?」という顔をするのが楽しいです。