猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

Amazonで適当に購入した、お安いサドル

ARAYA CXG を購入した際にショップから「全般的に悪くない自転車なんだけど、サドルとペダルは替えたほうがいいかも」的なアドバイスをもらいました。

 

ペダルはまぁ、確かに可もなく不可もなくな感じなので分からなくもないですが、サドルは一応「セラロイヤル」ですし、ICS対応ですし、良いんじゃないの? と思ってました。

 

 

が、しかしこれ、猛烈に尻が痛くなるやつでした。

 

長距離を乗るロードのサドルはいずれも多かれ少なかれ、尻へのダメージが無視できないものが多いのですが、片道10km程度の通勤で乗っていて痛い、というのはなかなか困りもの。
なるほど、替えたほうがいいかも、というアドバイスも出るわけです。


何に替えようかと考えて、近距離ライドに重点を置いた「乗り心地重視」にすることを決めました。通常のロードならあり得ない選択ですが、CXGはグラベルロードです。マルチパーパスです。早さよりも便利さや快適さを追求しても全然、良いんです。

 

ということで現在、付けているのがこのサドル。お値段的にも財布に優しいのが素敵。

色はホワイトにしてみました。黒地に白のデザイン。

 

 


乗り心地ですが、ご近所ライドでほとんど尻にダメージが行かなくなったのは素晴らしいです。安い中華製サドルは品質も悪いんじゃないかと危惧していましたが、少なくとも今まで使ってきて困ったことにはなっておりません。ノントラブルです。

標準で付いてたセラロイヤルが悪いわけではないのですが、少なくとも私のような気楽なライドがしたい向きには、この手の気楽なサドルが向いているということでしょう。

 

そして外したセラロイヤルは現在、BD-1にくっついております。やっぱり5kmも走ると尻にダメージが来るので、BD-1でポタるなら交換が必要かも。

メルチャリ、存亡の危機!?

以前にメルチャリに関するエントリを書きましたが、昨日、そのメルチャリがサービス終了するというなかなかに衝撃的なニュースが飛び込んできました。

k-tai.watch.impress.co.jp

記事では、これまでメルチャリを運営してきた「ソウゾウ」が業務から手を引き、メルチャリ業務の一式を新会社である「neuet」へ継承する、とされています。素直に読めば「サービスは継続し、経営母体だけが変わる」と読めなくもないですが、このご時世、そんな素直な読み方をする人は少数でしょう。何よりソウゾウは以前にも、国立市でのメルチャリサービスを早々に打ち切った前科がありますし。

 

確かに利用していておかしいという気はしていました。支払い時にカード払いかコンビニ払いかを選ぶのですが、これまでカード情報は都度入力で情報の保持はしてこなかったにも関わらず、先月からは「カード情報の登録必須」に変わっています。コンビニ払いを続ければ登録不要ですが、ちょっと嫌な気持ちになっていたことは確かです。

 

おそらく、ソウゾウはメルカリのグループ内で設定された業務上の目標(売上、利益率、あるいは次のビジネスへの展開など)を達成できず、メルカリ本体からの支援がストップすることとなったのだろうと考えます。支援なしにメルチャリのサービスは多分、成立しない(ということは万年赤字)のでしょう。ソウゾウとしては悔しい限りでしょうが、これも渡世の義理です。仕方ないですね。今後は会社をたたんでメルカリ本体に出戻って、別の案件に携わるか外に出て行くか。次は成功を祈っております。

 

さて、利用者としては今後のサービスを担う「neuet」が気になります。親会社はクララオンラインとのことで、また昔懐かしいインターネット黎明期のベンチャー企業がでてきたなと感慨深く思います。設立当初はメーリングリストとかを中心にサービスしていて、社長は確か当時、まだ高校生じゃなかったかな? などと昔話を思い出してみたりします。山師的なメルカリよりはまだ堅実な運営をしてくれるのではないかと期待したいのですが、シェアサイクル自体が世界全体で減速傾向にあることは否めず、収益体制の確保に苦労している状況ですので、経営母体が変わったからといってどこまで改善できるのか、はたまたいつまで保つのか、甚だ疑問ではあります。

今のところBromptonにベストマッチな鍵「SEATY LOCK」

私がこの「SEATY LOCK」を手に入れたのは2017年のことで、たまたまクラウドファンディングの記事を読んでいた時に見かけたのがきっかけでした。 

 

kibidango.com

クラウドファンディングに申し込むのは初めてだったのでかなり気後れしたのですが、何より機構や機能が興味深かったですし、価格的にも1万円を割り込んでいた(そう、早期予約だとそんなものだったのです)ので、思い切って申し込んでみたのでした。

 

装着したところはこんな感じ。

 

通常のサドルの固定とは異なり、シートポストとサドルの間に金具が挟まる格好になります。
この状態からレバー1本でサドルが分離して、展開するとそのまま自転車用のロックになるというアイデア商品。ホント、よく考えられています。

 

頑丈さは折り紙付きで、ロックの長さ的にも十分な余裕があるので、Bromptonを地球ロックするのに不安はありません。
サドル状態からロック形態に展開、またはその逆で収納する際にはちょっとしたパズルになりますが、そこまで面倒な手間はかかりません。

 

惜しい点としては、サドルとしては重たすぎる、というところですかね。ノーマルのサドルの倍近い重さですので、軽量化命の方には向いていません。しかし、サドルバッグやフレームバッグなしでロックを自在に持ち運べるのはやはり便利で、この程度の重量増は目を瞑るか、という気になります。

 

サドルとしての機能もなかなか優秀で、クッションが利いたいい感じの座り心地です。クラウドファンディングのページでは「スポーツ用途にも使えます」的な売り文句がありましたが、完全にポタリング向けのサドルだと思います。重量的にも、座り心地的にも、これをクロスバイクやロードに搭載しようという気にはあまり、ならないですね。

 

現在、入手しようとすると結構、割高です。どこかのパーツメーカーがパテントを買い取って大量生産してくれればよいのですが、それまではプレミア付きで入手する以外に手がなさそうです。
 

 

 

鍵はどこに格納しましょうか?

BD-1のカスタム完了はよいとして、走りにもっていくには当然「鍵」をどうにかしないといけません。

 

気合の入ったローディストのように肩に斜め掛けで鍵を背負うのも良いですが(良いのか?)、もう少しカッコよく何とかしたいのも本音。

ちょうど手持ちにCXG用のフレームバッグがあったので、こんな風にしてみました。

 

 

使ったのはこのバッグです。

 

(フェアウェザー) FAIRWEATHER half frame bag black
FAIRWEATHER
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サイズ的にちょうど、この三角部分にハマってくれました。

折り畳みにも干渉しない場所なので、なかなか気に入っています。

 

 

ある日突然、Link Station へWindows7マシンからアクセスできなくなった

 今日、遭遇した事象です。これはかなり参りましたが、原因を特定して解消出来ましたのでログを残します。

 Link Stationにexplorerでアクセスすると、共有フォルダ一覧は正しく見えているのですが、共有フォルダの中身が見えません。また、http経由でLink Station にアクセスしようとするのですが、さっぱり管理画面が表示されません。
 困った挙句に別のマシンからアクセスするとあっさり表示されますので、どうやらWindows7PC の独自の原因のようです。

 原因は結局、ネットワークのドライバが更新されたことにありました。

 Intelの有線LANを使っているのですが、これが先日アップデートがかかっており、その結果として「Jumbo Frameの値が書き変わっていた」のが直接の原因でした。
 仕方が無いので、Link Station と Windows7 双方のJumbo Packet 設定をデフォルト(1.5k)に戻すことで対処としました。

Windows Storage Server 2008 R2 にて共有フォルダへアクセスできない

 最近、業務で安いNASをベンダさんに頼むと、判で押したように「Windows Storage Server 2008 R2 (WSS)」搭載機を安価で紹介されます。TeraStationを買うよりも保守や性能面で有利ですので飛びつくのですが、意外な不具合に引っかかりましたので、ログを残します。

 WSS上に共有フォルダを作り、EveryOneへアクセス権をつけます。これを別のマシン(Windows 2008 R2/Std)からアクセスするのですが、正しいはずのユーザ名とパスワードを入れてもエラーで弾かれます。
 同様に、WSSリモートデスクトップで入り込もうとしても、ユーザ名とパスワードで弾かれます。

 原因は単純でした。

 WSSは初回起動時に最低限の設定項目を指定して起動するのですが、この時、キーボードを「101/104配列」で認識しています。なのでパスワードに「@」や「%」のような記号を使ったつもりでいると、あとから日本語配列のキーボードで同じようにパスワードを打っても「違う文字列」となる訳です。

 対処としては、

  1. WSS上でデバイスマネージャを開き、キーボードドライバのプロパティから、ドライバを「106/109」に入れ替え
  2. その上でWSSのユーザ、パスワードを正しく設定し直す

 で解消できます。