猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

Windows Storage Server 2008 R2 にて共有フォルダへアクセスできない

 最近、業務で安いNASをベンダさんに頼むと、判で押したように「Windows Storage Server 2008 R2 (WSS)」搭載機を安価で紹介されます。TeraStationを買うよりも保守や性能面で有利ですので飛びつくのですが、意外な不具合に引っかかりましたので、ログを残します。

 WSS上に共有フォルダを作り、EveryOneへアクセス権をつけます。これを別のマシン(Windows 2008 R2/Std)からアクセスするのですが、正しいはずのユーザ名とパスワードを入れてもエラーで弾かれます。
 同様に、WSSリモートデスクトップで入り込もうとしても、ユーザ名とパスワードで弾かれます。

 原因は単純でした。

 WSSは初回起動時に最低限の設定項目を指定して起動するのですが、この時、キーボードを「101/104配列」で認識しています。なのでパスワードに「@」や「%」のような記号を使ったつもりでいると、あとから日本語配列のキーボードで同じようにパスワードを打っても「違う文字列」となる訳です。

 対処としては、

  1. WSS上でデバイスマネージャを開き、キーボードドライバのプロパティから、ドライバを「106/109」に入れ替え
  2. その上でWSSのユーザ、パスワードを正しく設定し直す

 で解消できます。