猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

仮面ライダー MOVIE大戦MEGA MAX を観てきました

正確には、観たのは昨日ですが。
2009年から恒例となった、第3回目の冬のライダー映画「MOVIE大戦 MEGA MAX」を観てきました。

結論を言いますと、この映画は2010年夏の「AtoZ 運命のガイアメモリ」に次ぐ面白さ、でした。ここ3年間の冬映画の中ではダントツに面白く、良い出来だったといっていいでしょう。
オーズのパートもしっかりと丁寧に作られており、映画らしい激しいアクションも相まって、非常に楽しい内容に仕上がっていました。そして本編のフォーゼ……に入る前に、Wのパートがしっかり挿入されていました。これはWファンには嬉しい誤算です。大画面で再び翔太郎とフィリップに会えるとは! しかもファンサービスとして、「運命のガイアメモリ」でも大活躍した仮面ライダージョーカーに変身です。これで盛り上がるなという方が無理というものでしょう。

肝心のメインはフォーゼですが、これがまた弦太郎の「良さ」を全面に押し出したいい話に仕上がっています。12/11放送分のTV本編からの続きになっていますので、先にTVを観ておくと「ニヤリ」とさせられるのもいい仕掛けです。フォーゼチームは「実質的に戦えるのが弦太郎と隼の2人だけ」という点で、チームとして厳しいところは否めないのですが……非常に上手にこの弱点を補って、仮面ライダー部を最大限魅力的に魅せることに成功しています。子供はワクワクしながら、大人は照れを覚えながらニヤニヤと、時に涙しつつしっかりと楽しめます。

流石にライダー40周年のお祭りはもうおしまいでしょうから、来年の冬映画は厳しいでしょう。ですが最後の映画がこの「MEGA MAX」なのだとしたら、素晴らしい花火を打ち上げられたのではないかと思います。
ジャリ向け映画と侮る事なかれ。現役のお子様にも、かつてのお子様にも、等しくおすすめできるいい作品ですよ。