猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

Ubuntu 8.04 LTS に、VMware Server 1.05 をインストールする

Ubuntu 8.04 LTSでは、リポジトリ上にまだVMware-Serverが用意されていません。用意されていれば「Synaptic」なり「aptitude」で簡単に導入できるのですが、今回は本家VMwareのサイトからtar.gz版を落としてきてのインストールを行ったので、その手順をまとめます。

1) VMware-server-1.0.5-80187.tar.gz をダウンロード。あわせてシリアルを貰っておきます。

2) any-anyパッチ「vmware-any-any-update-116.tgz」をダウンロード。

3) 前準備として、開発環境とヘッダ、xinetdを入れておく。

sudo apt-get install xinetd build-essential linux-headers-2.6.15-26-server

4) 本体を展開して、インストールする。

tar zxvf ./VMware-server-1.0.5-80187.tar.gz
cd vmware-server-distrib
./vmware-install.pl

5) エラーでコンパイル途中で不正終了するので、any-anyパッチを適用。

tar zxvf vmware-any-any-update-116.tgz
cd vmware-any-any-update116
./runme.pl

6) このままVMware Serverを起動すると、libgcc関連のエラーが。理由は「共有ライブラリをコンパイルしたGCCのバージョンの違い」ということらしい。
回避策として、適切なバージョンのものと入れ替えることで、対処する。

# cd /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1
# mv libgcc_s.so.1 libgcc_s.so.1.bak
# ln -s /lib/libgcc_s.so.1 libgcc_s.so.1