機動戦士ガンダムUC 第4巻 「パラオ攻略戦」

連休中に入手し、一息に読み終えました。最近の読書量の減少っぷりは我ながら目に余るものがありますが、こうした軽い本なら相変わらず、それなりの速度で読みこなせはするようです。

この巻から本文イラストの担当が安彦氏じゃなくなりました。それだけでも既に、読み手としてはかなりのマイナスを禁じ得ません。

母艦がネェル・アーガマという時点でかなりZZに寄った設定だとは思いましたが、今回はさらにZZの世界に入ることになります。百式とZガンダムの系列試作機である「デルタプラス」の登場もそうですが、これを出してしまっては…という内容。いかにも富野さんが好んで書きそうなネタではありますが、なまじイラストから連想できなかっただけに、虚をつかれた感じです。

公式設定としては、ZZの物語は「なかったこと」になりますので、このストーリーが今後どういう扱いを受けるのかが気になるところです。