猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

FMV LOOX U/C30N に「Windows 7 RTM」をインストールする

以前にRC版を導入した記事を書きましたが、今回はほぼ製品版と同等のRTM版を入れてみた状況を書いておきます。

RC版同様、ほぼ9割がたのドライバは自動で入りますので、かなり楽です。RC版から大きく変わった点の一つは、スリープから復帰した後の無線APの認識にかかる時間が大幅に短くなった、ということでしょうか。RC版では1分近くかかりましたが、RTMでは一瞬です。また、全体的な動作速度の向上(安物SSD利用時のプチフリも軽減された様に感じます)も体感できます。

■ インストールについて
RC版からのアップデートは(公式では)できないことになっています。無理にでもアップデートを希望するなら手が無いこともないですが、トラブルを避ける意味でもクリーンな状態から入れ直すことをお勧めします。
途中、640×480ドット 16色の画面になってしまうために、「次へ」のボタンが押せない画面が続きます。慌てず、[ALT]+[N] をキーボードから入力しましょう。
プロダクトキーの入力と、無線LANの設定が終わればデスクトップ画面が立ち上がります。RTM版では自動でupdateをかけてはくれないようなので、最初にWindows Updateを実行してください。GMA500のドライバを筆頭に、必要なドライバ一式が導入されます。

■ 手で追加すべきドライバについて
RC版同様に「ACPI Device Driver (FUJ02B1) 」だけは自動での導入対象外となっています。これは富士通シンガポールのサイトにある「LIFEBOOK U2010」のVISTA版ドライバを利用します。

■ ここまでで実現できていない機能

  • 画面の回転に画面描画が追従しません
  • タブレットボタンが反応しません
  • ボリューム、画面輝度変更時に、画面のインジケータが表示されません

シンガポールのサイトから入れるべきドライバとソフトについて

■ 入れ替えるべきドライバについて
C30のリカバリDVDの「/Ezspr/Other/Button/Driver」の中に、「富士通 タブレットボタンドライバ (32ビット版)」があります。DPInst.exeを実行してドライバの入れ替えを行いましょう。
ここまで対応することで、

  • 画面の回転に画面描画が追従
  • タブレットボタンが反応

するようになります。

■ 制限事項について
インジケータ表示については、とりあえず同じディスクにある「/Ezspr/App/Indiuty」が使えますが、残念なことにボリュームや輝度の増減に合わせた表示にはなってくれません。これについては制限事項と割り切って、7対応版が出るのを待つしかないでしょう。