ThinkPad X61 に WindowsXP Pro(SP2) をクリーンインストールする
購入時にはVISTA Businessが導入されており、しばしUbuntuで使い倒していた私のX61ですが、FOMA定額の利用にはWindowsが必要なため、OSの入れ替えを行うことに。
しかしVISTA Businessでは少々、重たい上に使い勝手も今ひとつ。慣れたXPに入れ替えた際の手順を簡単にまとめます。
用意したもの
・Windows XP Professionalインストール用メディアCD(SP2)
・Panasonic KXL-CB35AN
1) X61をブートした後にF1でBIOS設定画面に入り、以下を設定
・BOOTの順序でHDDよりもUSB-CDROMを先にする
・HDD(SATA)の設定を、「AHCI」から「Compatible」に変更
2) 普通にCDからXPをブートし、インストールを開始
3) Gigabit Ethernetのドライバを以下から入手します
これで有線経由でWindows Updateができるようになります
Intel PRO/1000 LAN アダプタ ソフトウェア(Windows 2000/XP)
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/SYJ0-07A0120
その後、まず「KB888111」を導入します
このKB導入後にサウンドとモデムが検出されますが、この2つはキャンセルして無視し、先に進みます
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/SYD0-03366E7
4) インテル マトリクス・ストレージ・マネージャ・ドライバーを導入
(解凍先にできる「PREPARE」-「install.cmd」を実行します)
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-62909
導入後、一度OSを再起動し、再びBIOSの設定画面に入ります
ここでHDDの設定を「AHCI」に戻し、OSを起動します
OSが起動し、「新しいハードウェア」を聞いてきたら、先のサウンドとモデムをキャンセルした上で、「PCIデバイス」に対してマトリクスドライバを展開したフォルダを指定し、ドライバを導入します
ここまでで初期設定はほぼ完了。あとはまず、ひたすらOSにパッチを当てます
5) Windows Updateを実行
「カスタム」で「.NET Framework 2.0」を入れておくと、後で「ThinkVantage System Update」が利用でき、楽になります
6) インテル チップセット・サポート 6を導入
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-67818
7) ビデオドライバの導入
これは予め、以下のサイトからダウンロードしておいて、導入します
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/SYJ0-07A0120
終わったら、ThinkVantage System Update を導入します
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd02.nsf/jtechinfo/TVSU-UPDATE
あとは「System Update」を実行すれば、必要なドライバがほぼすべて導入されます
注意しなければならないのは、「Rescue and Recovery 4.1」を導入してしまうと、ダイヤルアップ接続時にブルースクリーンが出てしまう不具合があるという点。「R&R」の導入するには、以下から取得して導入します
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-69067
誤って4.1を導入した場合は、以下の手順で回復できます