猫とガジェットと自転車の小規模な生活

タイトルにあるようなネタをちまちまと綴っています。

LOOX U/C30N に「Windows7 RC」を入れる

せっかくSSDを内蔵したのですから、SSD向けに動作が最適化されている(という話の)Windows7を入れてみます。

64bit版はドライバの点で難有りですので、32bit版を入れることに。RC版のISOをDVD-Rに焼いて、外付けのUSBドライブを繋いでインストール開始。今回はSSDへ換装した直後で中身は空っぽですから、クリーンインストールになります。
インストール手順について特記すべき事項はありません。淡々と入れれば良いだけです。内蔵デバイスはほとんどが自動認識されませんが、有線/無線LANは自動認識されます。

■ インストールの状況
インストールが終わって起動すると、VGAドライバが当たっていないためにひどい画面が立ち上がります。16色の640x480という劣悪な画面ですが、ここでプロダクトキーの入力とネットワークの設定を行います。正しくネットワークに繋がれば、直後に自動でWindows Updateが起動して、ほとんどの内蔵デバイスのドライバを自動的に収集してくれます。VGAドライバもここで勝手に入りますので安心してください。

■ 足りないドライバは「Windows Update」である程度、勝手に揃う
指紋認証ドライバは自動で認識されませんが、手動でWindows Updateをかけ直すとドライバが導入されます。それでも一つだけ「?」なデバイスが残りますが、これは「ACPI Device Driver (FUJ02B1) 」を当てればOKです。入手は富士通シンガポールのサイトにある「LIFEBOOK U2010」のVISTA版ドライバを利用します。

FOMAモジュール内蔵モデルの場合
NTTドコモFOMAモジュール内蔵機種の場合、関連するドライバはすべてWindows Updateで自動的に導入が可能です。Windows Updateでドライバを導入したら、ドコモのサイトから最新の「コネクションマネージャ」を持ってきて入れてあげれば、正しくダイヤルアップが可能になります。

■ 問題のあるドライバ
自動導入されたドライバのうち、タブレットボタンのドライバだけは不具合があります。これについてはC30Nに付属するリカバリ用DVDから入れ直す必要があります。入れ直さない場合、タブレットボタンの設定や動作に支障が出ます。

チップセットドライバは自前で入れる
Intelチップセットドライバは、上記富士通シンガポールのサイトから最新版を入手して導入すればOKです。

■ 導入した方が便利なユーティリティ

  • Fujitsu Button Utilities
  • Fujitsu Display Manager
  • Fujitsu MobilityCenter Extension Utility
  • Indicator Utility
  • Zoom Utility
  • バッテリーユーティリティ
  • らくらくズームLite
  • 富士通拡張機能ユーティリティ

■ ズーム、ライト、画面回転
上記を導入した状態で、タブレットボタンのドライバのみをC30N付属の物に入れ替えると、タブレットボタンは正しく動作するようになります。
ただしズームに関しては「らくらくズームLite」ではなく「Zoom Utility」が起動するため、XPの時とは感覚が異なります。(XPは解像度変更でしたが、7ではピンポイントで拡大される機能になります)
キーボードライトと画面回転については、XPと同様に動作します。

■ インジケータの不具合
正しくドライバを導入し、Indicator Utilityを導入すると、画面輝度とボリュームコントロールの画面表示が行われるようになりますが、ボリュームの上下や輝度の上下が表示に反映されません。ボリュームや輝度自体は正しく変更されるのですが、Indicatorの描画だけがおかしい状態となります。

■ 画面解像度の違い
Windows7化すると、選択可能な画面解像度は

  • 1280x800
  • 1024x768
  • 800x600
  • 640x480

となり、「1024x600」の選択肢が無くなります。